簡易金型製作

加工時間をスチール金型の1/2～最大1/4まで短縮

アルミ素材なので加工が容易なアルミ簡易金型。本金型同様に、取り扱い樹脂も多く、精度・強度共にスチール金型と同様のものが得られ、数千ショットの生産が可能です。

ワイヤーカットや放電加工機を使用する事により複雑な形状にも対応する事ができ、加工時間も大幅に短くなりました。射出成形システムに利用すれば本型同様に使用する事が可能です。インサート金型も製作しています。

コスト、数量、機能にあわせて３タイプの簡易金型

S-mold（Standard-mold）　リードタイムとコストを大幅に短縮

通常の簡易金型になります。
型用のアルミ材を使いカセット式でモールドベースを共用し、スライド部分を入れ子対応にする等で、リードタイムとコストを大幅に短縮し　量産金型同様の成形品が作成可能。

SP-mold (Second-process-mold)　量産品に近い試験が可能

２次加工をメインとした簡易金型になります。簡易金型で入れ子になる箇所や加工時間がかかる箇所を簡素化、単純化し成形します。
その成形品をマシニングによる二次加工で作成する事で品物によってはS-mold より低コスト、短納期を実現出来る簡易金型です。製品レベルは切削品に近い物になりますが、材質は成形材で出来る為、強度試験、耐久試験など、切削品、注型品に比べより、量産品に近い試験が出来ます。

PP-mold (Pin-point-mold)　大物、中物に最適

量産品と同じ材質が必要な重要箇所のみを型で作成する簡易金型です。通紙面、ラック部、摺動面などの重要個所または必要箇所のみ簡易金型で作成、基本母材を切削もしくは真空注型で作成し接着やネジ止め等で固定致します。
全体を金型品で作成するのに対し、母材を切削品、注型品で作成する事により通常の簡易金型に比べ非常に安価で製作できます。